前作品
「ハチミツとクローバー」
が空前の大ヒットとなった羽海野チカの最新作。
幼ない頃、不慮の事故から両親と小さな妹を失った桐山 零(きりやま れい)。零は父親の友人だった幸田に内弟子として引き取られ、中学生の時プロの棋士となった。プロとなった零は、自立のため幸田家を出て、東京の下町「六月町(架空の町)」で新たな生活を始める。
何故か2位も3位も将棋マンガ。将棋に特別な思い入れがあるわけではないですが、うん、たまたま。
「ハチミツとクローバー」
ファンのボクとしては、当然のように発売されるとすぐに本屋に足を運びました。読んでみて納得、うん、ハチクロ好きじゃなくて、羽海野チカさんが好きなんね、と。
掲載誌のヤングアニマルといえば
「ふたりエッチ」
「ベルセルク」
「デトロイト・メタル・シティ」
etc.と、男汁丸出しな雑誌で連載をはじめたのは、羽海野チカさんがもはや少女コミックの枠では収まりきらなかったからだとボクは思うわけです。元々
「スラムダンク」
などの同人活動をしていた方で、以前チラっと見たことあるんですが、その頃から今とはっちゃけっぷりは変わりませんでしたね。
前作品が甘酸っぱいボンヤリした感覚だったのと比べると、今作はどろっとした場面を明確に捕らえ嫌なキモチになったり。とにかく主人公が暗い(笑)良くも悪くも主人公が暗いのが作品に流れ込んで、ハチクロでは控え目だった不快感はより一層深みを増しています。
といっても、要所要所の羽海野節は炸裂されていて、一ファンとしてはひなちゃんの笑顔にイチコロなわけです。