DCPRGでは強烈なポリリズムでクラブシーンを熱狂させ、かと思うと国内有数のオペラホールの中で、
官能的かつドレッシーなジャズでうっとりさせてしまう。
菊地成孔はなんて嫌なヤツだ!
オセロのように両端を取ってひっくり返し、全て真っ黒真っ白にしてしまう。
そしてまたやりやがった!!
60年代マイルスクインテットを出発地点にレコーディング時間までリンクさせ、
テオと同じくテープをちょきちょき編集。そこにダブ処理し軸を吹っ飛ばす。
このように制作過程がほぼ総てコンピューター制御であるにも関わらず、
そこにエレクトリックさは微塵も無く、やはりあの60年代マイルスクインテットが
出発点であり着地点なのである。
本人が言うように、『今まで手がけたものの中で、最も糖度(スイートさ)低く設定したハードな物件』だ。
ミュージックマガジンにボロカスに書かれ、スイングジャーナルから黙殺を食らおうと
これは東京のジャズシーンはおろか世界的に間違いなくスクープ作品だ。
そしてタイトルは、「革命はコンピューター制御されない」
またやりやがった!!
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