
インターネットが隆盛を極める昨今、音楽業界のダウンロード
販売の流れを中心にビジネスモデルが大変革しており、
将来は出版業界にも波及することは間違いありません。
新しい販売形態や表現の中からは次世代の作家が現れること
でしょうし、それに見合った商品の伝播の仕方、読まれ方が
広がって行くことでしょう。
その流れを汲みし、読み手と書き手、売り手と買い手、読み手と
読み手をつなげるマンガポータルとしての「場」の提供を実現
したいと考えるようになりました。


オークションや弊社のような中古販売業者の台頭から中古本の
市場が拡大しております。
中古本とインターネットの相性は非常に良く「探せば必ず見つかる」
環境が整備され、購買ニーズのかなりの部分を中古品で
まかなえるような状況が続いております。
中古パッケージ商品の販売を生業にする立場から見ますと
新刊業界(1次マーケット)の縮小は将来必ず2次マーケットと
しての中古市場にも影響を与えると思われます。
100万部発行していたマンガが70万部で満たされる。
50万部だとすると、20万部の発行部数でいいかもしれない。
新刊あっての中古品。
その観点から現在対立関係にある、新刊業界と古本業界が
「パッケージ商品」というひとつの括りとして、業界間の垣根を
取り払い、共通するシステム、リソースを使用していくべき時期
にさしかかっているのではないでしょうか?
中古業界も新刊業界の2次マーケットである意識を高め、
利益を新刊業界に還元していくビジネスモデルを構築するべき
であり、そうすることで紙媒体の出版業界を再興させることが
実現できるのではないでしょうか。
理想論なのかもしれませんが、そういった新しい書店像を
創造していく事がアーカムのミッションであると考えております。