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【STORY】
巨大団地で次々と起こる奇妙な変死事件。自殺者と思われる者5名・・・事故扱い7名・・事件扱い3名・・・変死者9名・・・。ついには調査に乗り出した警察側にも被害者が続出。「子供に気をつけろ」その言葉の意味するところは?
「AKIRA」の元ネタとまでいわれた大友克洋の大傑作。
【REVIEW】
純粋な子供、汚い大人。「AKIRA」にも共通される大友克洋の作品イメージにはここが要、核心に近づくためには、結局、純粋さがなによりで子供は当たり前のようにガンガン変な力を使う。知識の分だけ疑ってしまう大人には、空を飛ぶなんてのは、それこそマンガだけの話。それに子供はすぐ泣くけれど泣いてからが手ごわく大人はなかなか泣かないし、泣けない。
この作品も当然こどもが主役で、大人はその為にいい味を出さなくてはいけない。「AKIRA」のように、もう一つの日本と宇宙というよりも、この作品のようにどこにでもある日本の団地という舞台設定がまた妙にリアルでいい。大友独特の空白の使い方は、上手くシーンの空気を作り出して、いいわけがいらず、カッコいい。
「童夢」=「AKIRA」のイメージがどういう立場にあっても、この作品はこれだけで十分必見
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