|
contents
melody でっかい恋のメロディ Over the Rainbow
虹の彼方に I wanna be your dog(私は兄貴のおもちゃなの) COUNT 3(三つ数える)
岡崎京子の作品は物語だとして読むだけだと大概のひとはそれほど面白いとは感じないのではないか?
面白いと感じる人はかなりサディストだろう。
物語としてではなくテーマに基づいた暗示、暗喩のプロットとしてみると面白い。しかしそのテーマも実に深く難解で答えがでないものが多い。(筆者もそうとうなトラウマを持ってるんじゃないか?)
登場人物たちは 「喪失」 「欠如」 「不在」 「消失」 そして暴力にみちた「現実」のなかの自分の人生のなかで「召使」として生き苦しんでいる。そして生への倦怠を紛らわすかのように彼、彼女たちは絶対的に欲望に正直である。 だけどその欲望を遂行することでも満たされないのは彼らも承知のうえだ。わたしたちが存在している、なんとなく満ち足りない現実世界の「召使い」なんだと思い知らされる。
まあ漫画だから漫画として面白ければいいのだけど、ちょっと考えてよんでみて、いっそう岡崎京子がすきになれるから。
EDIT
by ともみ
|