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【STORY】
バンドブームが過ぎ去り、中島が率いるバンド「スピードウェイ」も進むべき道を模索していた。同時期にデビューした岩本はバンドで名を売り、戦略と行動力とでタレント化してしまっている。本物のロックとは?真実の愛とは?
悩める中島の前に、ボブディランやジョン・レノン&オノヨーコが現れて・・・ロックの魂を追及したみうらじゅんの名作
時代背景がかっこ悪いし、絵も大して上手くない。それにみうらじゅん自体がなんとなくうさんくさい感じがしてどうもためらってしまうけどディランとジョンレノンが表紙ゆえ読んでみた。で、マジでおもしろかったし感動してしまった!最後まで主人公の中島にはむかつきっぱなしで同感することもなかったけど、客観的に読む漫画をもっと客観的に読んで、ここまで面白い漫画はなかなかない。ディランとジョンの圧倒的な存在感はあたりまえとしても、作者の意図なのかそれ以上の重圧感で描かれている。腐った日本の音楽業界は最後まで一気に読ませるのに十分な悪役的刺激を発揮している。中島が最後にディランに歌う場面を読んだディランファンならきっと若かりし日のディランとその師ウディガズリーをイメージすると思う。作者はこの作品について”ロック版ドラえもん”と公言している。ロックと現実のギャップに悩むのび太が中島、ドラえもんのように竹コプターやどこでもドアは持ってないけど、思想というプレゼンをくれるボブ・ディラン。これはそんな物語です。
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