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書評

 

サバイバル リイド社刊 さいとう たかを著 全6巻 各971円(税抜き)


友達と登山に出かけていた主人公サトルくんは突然の大地震に見舞われる。洞窟の中で目を覚まし、何とか外に脱出してみた風景は・・・陸続きだったはずが自分のいる山を除いて海に沈んでしまった・・・友達とも家族とも離れ離れになったサトルの究極の生存サバイバルまんが!

 子供の頃、家の裏に草むらがあった。あまり人通りがなく捨てられた家具やテーブル、古材木なんかが散乱してた。 そこは僕たちの格好の遊び場になった。古材木を使って囲いを作り、集めてきたHな本や自分達の宝物を並べる。カップめん持ってきて食べたり、一日中漫画読んでたり・・・嫌いな奴には教えない、仲間だけの秘密基地。

大地震→ひとりぼっち→生存するためのノウハウ習得  きわめて過酷なテーマなんだけど見てて思い出したのはこの”秘密基地”だった。ちょっとずつ自分のテリトリーを固めてゆく楽しさをこの漫画には感じてしまう。
 サトルくんをみててもドラゴンヘッドのような不安感も挫折感もない。実際無人島に一人ぼっちになったら精神的におかしくなると思う。でも「ちょっとだったらこんな環境でくらしてみたいっておもってしまう。【サトルがドカンで作った五右衛門風呂にはいってるシーンを見た人全員「はいりたいな~」って思ったはず。】
 そこにはゼロから想像し作り上げてゆく人間のたくましさともの作りの楽しさが強調されている。

サバイバルはパニックものでも世紀末的漫画でもなく生存術のマニュアルブック、アウトドア入門書だと位置付けれるんじゃないだろうか? 面白いよこれマジで



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