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MW
「生きる物、全て道連れだ。」
「ヒューマニストの一面なんて、儲かるからであってそれがなければやめる。」 なんていう、ジャングル大帝のファンとしては信じられない発言を残している手塚先生の その二面性がはっきりと現れたのがこの作品。とにかく最低。でも最高。 俺が死ぬときはお前らも死ね――殺人を犯す動機がここまで来ると、なんだか清々しくて 単純にカッコええ~!って思いました。深読みされがちなだけに、逆に冒険活劇として 理屈ぬきに読んで欲しい作品。
鉄腕アトム
「ハリウッド映画化決定!!」
はじけるような笑顔、はねるリズムのあの曲のせいで、お忘れでなくて? アトムが生まれた理由も、サーカスに売り飛ばされた理由もエゴだよエゴ。 思考と感情を持った人間以外の存在が、人間以上の力を備えていたら… そう思っただけで想像と涙がはじけ飛びそうです。 子供の時依頼読んでいないあなた、是非。
ブラックジャック
「善悪を越えた生命のハードボイルド」
手塚氏自身の、医学部出身という立場での「徹底的に命を傍観して見る」感覚と 漫画家という立場での「人間の存在に希望を持つ」感覚が見事に混ざり合って生まれた不朽の名作。 生命という、常に答えの出ない命題に敢然と向かい合いながら 時に喜び、時に苦悩する主人公ブラックジャックの様子は読む者に深い衝撃と感動を与えます。 そして僕にとって永遠の「食事前に読みたくないマンガ」ナンバー・1、でもあります。
アドルフに告ぐ
「想像力に作られた新たな歴史」
あのヒトラーが実はユダヤ人だった!といういかにも眉唾ものの題材を 手塚治虫氏が徹底的なまでにリアルに描いています。序盤~中盤にかけての拷問シーンの嵐に 初めて読んだときはナチスの恐ろしさに心底震えた… 幼馴染として出会った2人のアドルフ少年と総統アドルフ・ヒトラーを中心に、 それぞれが何を信じて生きていくのか…長編マンガのストーリー構成としても見事な作品です。 タイトルもまたカッコいいんだな!
奇子
「戦後を生きた手塚の記憶」
一族の悲しい宿命を背負い、一生を蔵の中で過ごす事になった奇子。 少女であった奇子は外界との接触を一切断たれたまま成長していく。 奇子もさることながら、完全に歯車の狂った一族の行く末にも注目。 当たり前の権威が崩れ、追い込まれた人々の思考って底知れん。こえぇ~。
JUMPING
手塚治虫実験アニメの一つ。 ジャンプしている主人公の目線で展開する物語。 少年(?)の小さなジャンプは次第に高くなり、宇宙まで届きそうな大きなジャンプになり、 最後はキノコ雲の中の悪魔と出会い、見慣れた道へと帰ってくる。 ストーリーの解釈はさまざまですが、アニメーションとしても、高さの表現や動きも素晴らしい。 思わず目が回ってしまいそうな圧巻の表現力。 一見の価値有り。
ASTRO BOY
2009年の夏ハリウッド映画化が決定している『ASTRO BOY』 今作は手塚治虫原作の鉄腕アトムをリメイクしたもので、フルCGで描かれている。 動画途中で手塚先生のCGバージョンが登場します。 日本アニメがアメリカへ行くとどうなるか、注目の所。
【伝記】 手塚治虫の生涯
手塚治虫先生の生涯を追った全4編からなる動画。 以下説明文引用 『死の三ヶ月前、彼は病を押して子供たちのもとへ向かった。 壇上に上がった手塚は、自ら の作品を振り返ると"命"の意味について静かに語り始めた。 次の世代に伝えたい『ラストメッセージ』。 生命の尊厳を問い続け自らの漫画に託した手塚治虫の生涯の軌跡を追う 。』
石ノ森章太郎
「神が嫉妬した男」
漫画を読んでいただいて解るように、漫画通してのテーマが非常に似通っている。 当時売れっ子だった手塚治虫が、投稿で名の知れた素人の石森章太郎にアトムの原稿の背景のペン入れを郵送で頼んだことから交流。 『鉄腕アトム』のアシスタントを務めていた過去もあるそうで、手塚先生はライバルとしても石ノ森先生を認めていたそうです。
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赤塚不二夫
「マイライフ・イズ・ファッキン・ギャグ」
小学校高学年の頃に手塚治虫の『ロストワールド』に出会ったことで漫画家になることを決意。 石ノ森章太郎の目に留まり、アシスタントを務めた。 『天才バカボン』『おそ松くん』を代表とするギャグ漫画から『ひみつのアッコちゃん』等少女漫画まで幅広いジャンルを手掛けている。
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藤子不二雄
「最初は手塚不二雄」
ドラえもん、忍者ハットリ君などで知られる彼らもトキワ荘で手塚先生と切磋琢磨した仲間。 宝塚の手塚の自宅へ訪れ、二人が書いた漫画を見せた際「うん、上手だね」という言葉を掛けてその場を取り繕ったが、 内心は恐怖心・ライバル心を抱いた。合作当時のペンネームは手塚治虫にあやかり『手塚不二雄』
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大友克洋
「最後の手塚イズム継承者」
事態をリアルに一枚の風景として描き出し、自在に変化するカメラワークによる画面の連続で作品を構成する大友の手法は 「非手塚的手法」と呼ばれている。 また『スチームボーイ』のタイトルは、『鉄腕アトム(アストロボーイ)』を意識したものである。 『AKIRA』の最終巻には「この作品を手塚に先生に捧げる」といった言葉が書かれている。
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浦沢直樹
「もうひとつのアトム」
幼い頃活発ではなかった彼は一時期いじめられかけたこともあったが、クラスのガキ大将に漫画を描いたことがきっかけでいじめはピタリと止まった。 この逸話も手塚先生の作品『ゴッドファーザーの息子』に出てくる手塚少年と似ている。 手塚治虫の『鉄腕アトム』をリメイクした『PLUTO』により手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
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編集後記
上田:リニューアルということで手塚フェアでしたが、 読んで調べてる僕らが一番手塚に引き込まれてましたね 永井:やばいよねやっぱりあの人は 上田:さすがに神の領域に達すると漫画用語も違いますしね。 永井:そうそう 上田:Gペンの事何って呼んではりましたっけ? 永井:マグナム。俺のマグナム。 上田:次回フェアにもご期待ください! (動画編集、編集:永井 企画、編集:上田)